2018-05-17 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
○国務大臣(加藤勝信君) 御指摘の点について、昨年十二月、医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会の最終取りまとめが行われておりますが、そこでは、薬局開設者及び管理薬剤師の責任、責務等に関しては、薬局開設者である企業のガバナンスの在り方、薬局、薬剤師の業務の在り方等の様々な論点と密接に関連するものであることから、薬局開設者への罰則の在り方を含め、制度全体の課題として更に検討を進
○国務大臣(加藤勝信君) 御指摘の点について、昨年十二月、医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会の最終取りまとめが行われておりますが、そこでは、薬局開設者及び管理薬剤師の責任、責務等に関しては、薬局開設者である企業のガバナンスの在り方、薬局、薬剤師の業務の在り方等の様々な論点と密接に関連するものであることから、薬局開設者への罰則の在り方を含め、制度全体の課題として更に検討を進
このため、厚労省では、偽造品流通の再発防止を徹底することを目的として、現在、有識者や医療関係団体などによる検討会におきまして、医薬品等の取引相手の適格性をいかに評価するなどの課題に対応するために、国際的な動向も踏まえて、製造から販売に至る一貫した施策の在り方について検討して、このようなことが二度と起きないようにしていこうということでございます。
このため、厚生労働省といたしましては、偽造品流通の再発防止を徹底することを目的として、現在、有識者や医療関係団体等による検討会におきまして、医薬品等の取引相手の適格性をいかに評価するかなどの課題に対応するため、国際的な動向も踏まえながら、製造から販売に至る一貫した施策のあり方を検討しているところでございます。
偽造品流通防止のために優先して取り組むべき事項については、夏頃までに取りまとめを行って、関連する制度改正等に迅速に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
このハーボニーの配合薬の偽造品流通、医療界に激震が走りましたよ。あり得ないじゃないですか。私たちがどんなに診療して、そして処方して、患者様方がそれを飲んでいただいて治療を行う、その中で、何ともらった薬が偽物だったなんということは。
偽造品流通の再発防止を徹底するために、こうした国際的な動向も踏まえながら、制度的な対応も含めて検討を行ってまいりたいと考えております。
厚労省としては、奈良県など関係する都道府県等と連携をしながら迅速に偽造品流通ルートの調査等を行った上で、全国の薬局、医薬品の卸売業者に対する指導の徹底を行うなど、当面の対策は、必要な措置はとってきたというふうに思いますが、残された問題があります。
その上で、制度的対応のあり方について早急に検討を行うなど、今後、同様の偽造品流通事案の再発防止に向けまして、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
厚労省では、奈良県など関係する都道府県等と連携をしながら、可及的速やかに、まず第一に、偽造品流通ルートの調査、偽造品の迅速な確保と公表、健康被害発生の有無の確認、こういうことは手早くやったわけでございます。